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皮膚科

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アレルギー疾患で悩んでおられる飼い主様に、少しでもお力になれるよう、飼い主様とペットに合った治療法を提案いたします。

 

アトピー性皮膚炎

アトピーとはアレルギー疾患のうちのひとつです。環境中に存在するあらゆるもの(さまざまな食物、菌やカビなど)に反応してしまうため、その原因を排除することは困難です。

アトピー性皮膚炎アトピー性皮膚炎2アトピー性皮膚炎3膿皮症

遺伝的にアトピー性皮膚炎になりやすい犬種

柴犬 シーズー ボストン・テリア
ラブラドール・レトリバー ウエスト・ハイランド・ホワイト・テリア ゴールデン・レトリバー

このような犬種では、皮膚のバリア機能が低下しているため、体内にアレルゲンや空気中の細菌やカビの侵入を容易にしてしまいます。

そのために、皮膚の赤み、痒みなどの症状がでてしまいます。

 

アトピー性皮膚炎の診断

まず、アトピーかどうかを検査します。

1.年間を通じての痒みの程度や、食べ物、生活環境などを飼い主様からお聞きします。

2.院内での顕微鏡を使った簡単な検査で、皮膚に寄生する菌やカビ、寄生虫がいないかを調べます。

皮膚の表面に寄生している菌やカビ:球菌、桿菌、マラセチアなど

皮膚に寄生する寄生虫:毛包虫、疥癬、シラミなど

3.食物アレルギーの否定

環境中の草木や菌、カビ、ハウスダストなどと食物に対して、血液中のIgE抗体の定量とそれぞれの食物に対してリンパ球の反応を外注検査します。

以上のような検査を行って、痒みの原因が特定できない場合には、アトピー性皮膚炎と診断します。

 

アトピー性皮膚炎の治療

減感作治療:アトピー性皮膚炎の根本治療

減感作治療

アレルギーの原因物質を避けるのではなく、あえて体内に注射で入れることによって体のアレルギー反応を少なくさせる方法です。

 

犬インターフェロン療法

犬のアレルギー体質の改善を目的とする治療法です。

症状を緩和するインターフェロンを定期的に注射します。

 

シャンプー

シャンプー

シャンプーは治療の一環

正しいやり方でシャンプーを行うことは、治療の一環となります。
獣医師が処方する薬用シャンプーをおすすめします。
アトピー性皮膚炎は季節によっても皮膚の状態が変わるため、その時期に合ったシャンプーを処方します。
皮膚の状態と治療目的に合ったシャンプーで、正しいシャンプーをすることが重要です。

シャンプー2

飼い主様が、お家でシャンプーできる場合は、シャンプーの方法をしっかり説明させていただきます。
当院のトリミングでは、直前に獣医師の診察で皮膚の状態を確認した後、薬浴させていただきます。

シャンプーしてもいつも皮膚がベタベタしている脂漏症には、マイクロバブルがおすすめです。

療法食

療法食

  • 加水分解食:アレルゲンとなるタンパク質を、細胞がアレルゲンと認識できないように処理されています。
  • 新奇タンパク食:今までに体内に入ったことのないタンパク質を使用します。
  • 単一タンパク食:タンパク質の種類を1種類の食材に限定して作られています。

それぞれの療法食の特徴を、犬種や年齢、現在の症状とその後の治療目的などを考慮して獣医師が処方いたします。

多種類の療法食を用意しております。最初はサンプルをお渡ししますので、ペットがおいしく食べられるかどうかを飼い主様が見てから購入できます。

 

アトピー性皮膚炎と上手に付き合っていく。

ペットにとって副作用がほとんどないシャンプーや食事療法は、アトピー性皮膚炎と上手に付き合っていくために重要になります。

1年にわたって、環境や体の変化、季節に関わる変化によって、良い状態と悪い状態が繰り返し起こってしまいます。その変化にうまく対応していくことが必要です。

アトピー性皮膚炎は、完治は難しくても以前に比べて症状の改善が見られ、ペットが穏やかに日々を過ごすことができていれば、治療を進めないこともあります。
年間を通じて飼い主様と相談しながら治療を進めていきたいと思っております。

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